百合が丘児童館と老人憩いの家の生い立ち

 二宮町では、憩の家など老朽化した公的施設の再編が話題になっていますが、「百合が丘児童館」と「百合が丘老人憩いの家」の生い立ちをご紹介します。私の記憶と、当時の資料を突き合せたものです。参考になれば幸いです。

 神奈川県住宅公社(現神奈川県住宅供給公社)は昭和40年11月に二宮団地(現百合が丘)2丁目・3丁目の宅地を分譲しました。ところが公社は土地所有権移転登記に必要な書類を約束の時期までに作成できず、家が建ち、転居してからも登記はできず、ついに昭和42年の登録免許税の値上げにも間に合いませんでした。

 分譲地購入者は「登録免許税の増税前に登記できなかったのは、公社の事務処理の遅延が原因だから、増加分を公社が負担するよう」に団体交渉した結果、「公社は金銭の支出はできないが、分譲地2区画を無償譲渡する」ことになりました。公社との交渉では2丁目にお住いだった弁護士の渋谷 泉氏が活躍されました。

 分譲地購入者はこうして得た土地を集会所(公会堂とよんでいました)の建設用地にすることにしました。二宮団地には集会所の用地が用意されていなかったのです。その後、二宮団地自治会(現百合が丘自治会)が二宮町と交渉して「百合が丘の住民が用意した用地に町が公会堂の建物を建てる」ことになったと聞いています。2丁目と3丁目にできた公会堂が、のちに「百合が丘老人憩いの家」と「百合が丘児童館」になりました。 公社はキンモクセイなど3種類の苗木から希望の1本を各戸にくばる心遣いをしてくれました。  (MT)

百合が丘老人憩の家(2丁目)
百合が丘児童館(3丁目)
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オオブタクサの大繁茂

 雨が止んだので、一色の鉄砲田周辺を歩いてきました。以前はセリなどが生えていた場所が、オオブタクサの大群落になっていてびっくりしました。最近、ホタルの増殖地になっている場所で、心配になります。

オオブタクサは直立し3-5mにもなる毛の多い北米原産の一年草の帰化植物です。キク科のブタクサ属。クワの葉に似ているところからクワモドキの名もあります。帰化したのは1880年代と古く、今では全国に広がっています。

秋に開花する、雌雄同株の風媒花で、花粉症の原因になる厄介者。北米では、4人に1人がこの花粉に悩まされ、根絶に取り組んでいます。一年草とはいえ、とても気になる外来植物です。  (AY)

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まず、種で増殖――珍種の赤いヤマユリ

 百合が丘3丁目の土手に咲いた赤いヤマユリ(名前はベニスジヤマユリか、カノコユリ)に立派な種が育っています。来年、是非もう一度花を見たいので、慎重に育てたいと思います。

 そこで、鱗片による増殖は来年以降にまわし、今年はこの種を育てて、種による増殖を試したいと思います。種による増殖は確率が低いと思いますが、本体の球根の保全は逆に高い確率で維持できます。来年、花が見られたら、今度は鱗片による増殖を試します。

 清水公園のヤマユリは昨年から約50本近く幼芽が見られましたが、今年初めて3本に花が付きました。この3本は、隣に生涯学習推進会が植栽したカサブランカ種の子供ではなくヤマユリであることを確認できました。生涯学習推進会の活動が停止した場合は、2丁目の公園愛護会でお世話をしよう、と岸野会長と話し合っています。   (TT)

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一色の蕎麦

今年も一色で蕎麦の種まきです。事前に刈った草を野焼きしながらトラクターで耕耘します。その後種を撒きます。例年なら数カ所の畑で種を撒くのですが、今年は蕎麦打ち体験などのイベントができなかったことと来年の見通しも不透明なため作付けを減らし今年はこの畑だけです。1か月もすると白い花が綺麗に咲くと思います。興味のある方は是非見に来てください。場所は一色にあるイタリア料理店「ルスティカ」さんの前です。

ben.miyata

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R3年11月6日(土)に決定―ラディアン・やまゆり里山音楽祭

 新型ウイルスで開催が延期になっていたラディアンでのやまゆり里山音楽祭の開催日が、R3年(2021年)11月6日(土)に決まった。ラディアンの開館20周年を記念しての無料貸し出し企画への参画で、これまで一色小学校で開催していた音楽祭の全町版。町内の有力タレントを中心に、やまゆり合唱団なども出演する。本番まで相当時間があるので、プログラム、出演者など周到に準備していく。

やまゆり合唱団の練習風景(百合が丘児童館)

 ラディアン20周年企画には再生協議会を含め、4団体が合格しており、事務局の町・生涯学習課からイベントの開催希望日の提出を求められていた。
他団体の開催日は写真にある通り。

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今や真っ盛りのシンテッポウユリ

 一色小学校の友情の山のヤマユリの花は終わってしまいましたが、花が筒状漏斗状で細長い白色のユリをご存知ですか。今、道端、土手や庭など町内のあちこちで咲いています。中には1・5メートルほどの高さのものもあります。名前は、シンテッポウユリ(ユリ科ユリ属)。
以前はタカサゴユリと呼ばれていました。

シンテッポウユリ

 タカサゴユリは台湾原産で、花筒の外側に赤色縞があります。外来種のタカサゴユリと、日本の南西諸島に自生するテッポウユリから作りだした園芸種が交雑を繰り返した種類です。タカサゴユリ、テッポウユリ、シンテッポウユリの3種はよく似ており、間違える方もいますが、この時期にここらで見られるのはシンテッポウユリです。ユリの中では珍しく生育が早く、種子でよく繫殖して1年で開花します。神奈川県のみならず全国的に数多く生育しています。   (YW)

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広報掲示板ゼロの日

 大げさに言えば、歴史的場面に立ち会ったような気がした。
 二宮町の広報掲示板が2枚設置され、この町のイベント告知の指標とも言える西友前から、掲示物が消えたからだ。7月末のある1日のことだった。翌日、片方の広報板に再び新しい2枚が貼られ(写真参照)、何とか掲示板の面目は保たれているが、その異様さは相変わらず。昨秋までの何とか町民にアピールしようとの想いから、2枚の掲示板の空きスペースを奪い合っていたあの熱気は、いったいどこへ行ったのだろうか。

 言うまでもなく、町施設の利用制約が続き、3密対策に注意しなければならない日々が続いている。先月からは少しは緩和され、秋口には――の期待もあったが、それもあやしくなってきた。そんな重苦しさを象徴する1ショットでもあろう。   (MH)

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朝市に梅雨明けの賑わい

8月2日(日)、ラディアン花の丘公園で開かれたみんなの朝市が盛り上がった。

関係者によると、入場者は約1000人、前月を大幅に上回った。出店数も25店と、ピーク時に比べ20店ほど少ないものの、子ども連れも多く、会場のあちこちに行列ができた。

この日はちょうど関東の梅雨明けと重なり、久しぶりに青い空が広がる気持ちの良い朝。盛り上がりの背景には、うっとおしかった長梅雨やコロナ籠りからの気分転換、夏休み入りなどがあると思われる。関係者は、密集を避けるための対策に気を使っていたが、「コロナが収まれば、よみがえる」ことを確信させる会場風景だった。  (MH)

朝市の空の青さや梅雨明くる  正市

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花数24個とピンク色の花弁――百合が丘にヤマユリ珍種

 百合が丘の自生ヤマユリの開花は山を越したが、百合が丘3丁目で珍しいユリが見つかった。一つは1本の茎に24個の花が付いたもの。もう一つは花弁がピンク色の種類。

 大量の花をつけたものは茎が帯状になっており、あきらかな突然変異。 “ピンクユリ”の方は、専門家に聞いたところ、カノコユリか、カノコユリが交雑したヤマユリらしい。
 見つけたのは地元のヤマユリ愛好家の竹内龍男さん(百合2)。「こんなのは見たことがない」と驚いている。  (MH)

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友情の山に咲く絶滅危惧2種・アサザとサガミラン

 23日(木)から友情の山(一色小)ヤマユリの公開が始まりますが、この機会に最近友情の山で見つけたとても珍しい植物2種を紹介します。ヤマユリ鑑賞のついでに探してみてください。

 まずは、絶滅危惧の多年生水草のアサザ(ミツガシワ科アサザ属)。新しく整備されたビオトープ(友情の池)で黄入りの花を咲かせていました。ユーラシア大陸の温帯地区に広く分布し、日本では本州、九州で見られます。地下茎は水底の中を横に這い、茎は太く、葉柄は長く水面に浮かんでいます。花は夏に葉腋から数本の柄を出し、鮮黄色の花をつけます。

アサザ

 サガミラン(ラン科シュンラン属)は、池の先を右に折れて登る坂の途中にありました。二宮では2015年に一色で見かけたのが初めてでしたが、この7月16日には吾妻山で、さらに19日には友情の山で見つけました。とっても嬉しかったです。比較的見つかるシュンランの仲間で、花はよく似ていますが、サガミランは菌従属栄養植物。葉っぱがなく、地下茎にすむ菌から養分を取って生きる珍しい植物です。花は乳白色、樹木下の薄暗い場所で育ちます。
 24日(金)、26日(日)午前は現地におりますので、何かあれば声をかけてください。  (AY)                                    

サガミラン
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