友情の山に咲く絶滅危惧2種・アサザとサガミラン

 23日(木)から友情の山(一色小)ヤマユリの公開が始まりますが、この機会に最近友情の山で見つけたとても珍しい植物2種を紹介します。ヤマユリ鑑賞のついでに探してみてください。

 まずは、絶滅危惧の多年生水草のアサザ(ミツガシワ科アサザ属)。新しく整備されたビオトープ(友情の池)で黄入りの花を咲かせていました。ユーラシア大陸の温帯地区に広く分布し、日本では本州、九州で見られます。地下茎は水底の中を横に這い、茎は太く、葉柄は長く水面に浮かんでいます。花は夏に葉腋から数本の柄を出し、鮮黄色の花をつけます。

アサザ

 サガミラン(ラン科シュンラン属)は、池の先を右に折れて登る坂の途中にありました。二宮では2015年に一色で見かけたのが初めてでしたが、この7月16日には吾妻山で、さらに19日には友情の山で見つけました。とっても嬉しかったです。比較的見つかるシュンランの仲間で、花はよく似ていますが、サガミランは菌従属栄養植物。葉っぱがなく、地下茎にすむ菌から養分を取って生きる珍しい植物です。花は乳白色、樹木下の薄暗い場所で育ちます。
 24日(金)、26日(日)午前は現地におりますので、何かあれば声をかけてください。  (AY)                                    

サガミラン
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開花は順調です―一色小友情の山・ヤマユリ

 23日(木)からの一般公開を控え、19日(日)午前、友情の山に行ってきました。11日(土)の支柱設置に続いてユリの開花状況を確認しつつ、山野草のネームプレートの補修などを行いました。参加者は岡村・友情の山部会長と植物に詳しい山本絢子さん、和田美乃さんら5人。何よりの収穫は、長梅雨、日照不足にもかかわらず、ヤマユリは4分咲きで、一般公開中は開花の最盛期を迎えるとの見通しが立てられたことです。

 友情の山を一周して山野草プレートの手直し、再設置を行いました。その中で、サガミラン(ラン科)、アキノタムラソウ(シソ科)など現在花をつけている山野草が見つかり、この分野のプロの山本さん、和田さんは小躍りしていました。24日(金)と26日(日)には、お二人+ユリの生態に詳しい竹内さんの説明と現地見学がありますので、ぜひ足を運んでください。当然のことですが、公開期間中は新ウイルス対策を徹底して臨みます。   (MH)

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 3か月遅れの初作業―百合1公園愛護会

 百合1公園愛護会(畑野米男会長)は16日(木)、今年度初の公園清掃作業を行った。場所はさくら児童公園。参加者は11人(うち女性3人)。百合1公園愛護会は二宮町内の公園愛護会の先駆組織で、長い間1丁目の複数の公園、一色小学校などの除草作業に携わってきた。毎年、年度当初から月1回の共同作業を続けて来たが、天候不順、コロナ対策の制約もあり、会員が集まる各月の作業が延び延びになっていた。
  7月の作業は当初、1丁目公会堂の予定だった。6月作業が先送りになった事情もあってさくら遊園地に変更した。「ここは児童公園だから、ていねいにやらなくちゃ」。そんな声があがり、さくら遊園地は規模も小さく、なお且つチームの中心メンバーがほぼ顔をそろえたこともあって、1時間半余りで終了した。次回は26日(公会堂)。  (MH)

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クララ・れっきとした在来種です

 今回は百合が丘、ラディアンの周辺でも見られるクララ(マメ科 クララ属)を紹介します。名前はいかにも外来種風ですが、ピカピカの在来種。根っこをかむと、目がくらくらするほど苦いので、この名がついたようです。

 二宮町内ではもう花が終わっており、つい最近、山梨・北富士演習場に出かけた際に撮影しました。湘南より少し寒いせいか、今まさに花盛り。富士山を借景にしたその開花ぶりは見事なものでした。

北富士演習場のクララ

 本州以南に分布し、日当たりの良いところでは高さ1.5メートルほどになるようです。花は黄緑色の蝶形花で、豆果は長さ7~8cmの円柱形。解毒、抗菌作用のある民間薬として利用されています。 (AY)

クララ豆果(百合が丘)

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YouTubeで歌声ダイニング―検索してみてください

 百合が丘商店街内のコミュナルダイニングで開いてきた「歌声ダイニング」がYouTubeで見ることができるのをご存じですか。下記のタイトルをクリックして、ぜひ一度試してみてください。もちろん、スマホでも可能です。

おうちで「歌声ダイニング」Vol.2

おうちで「歌声ダイニング」Vol.1

 「歌声ダイニング」は県公社部会が月1回ペースで、この3年来続けている歌声喫茶風イベント。年明けに36回を迎えたが、最近はご承知のような状況で中止を余儀なくされている。そんな中、5月からは動画画像を収録し、YouTube経由で流すことを始めた。

 出演するのは、陶 旭 茹さん(ピアノ)と緒方麻紀さん(歌/ソプラノ)。陶さんは動画の冒頭で「皆さんに会えない日々を送っていますが、おうちで一緒に歌って乗り切りましょう」と呼びかけている。ちなみに5月(Vol.1)は「ばらが咲いた」「おぼろ月夜」、6月(Vol.2)は「夏の思い出」「みかんの花咲く丘」「切手のないおくりもの」。友人にもこのプロトコルを教えてあげてください。  (MH)

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つぼみ 200株、今年も期待できそう―一色小・友情の山ヤマユリ

 7月23日(木)からの一般公開を控えた11日(土)、地元有志が友情の山ヤマユリの支柱建てを行った。先端に大きな花をつけるヤマユリが風などで折れないようにする作業で、今年は長梅雨のせいで実施が延び延びになっていた。約2時間近い作業の結果、つぼみを持つ株は200超あることが分かった。例年この作業に携わる関係者によると、全体の数は昨年よりやや少ないという。それでも、育ち状況から見て、23日(木)―26日(日)の公開時にはこれらが一斉に開花する見通しで、群生の在り様を十分に楽しめそうだ。

 同日の作業には百合が丘、一色地区の6人が参加。90-180㎝のプラ支柱を埋め込み、針金で結んだ。このほか、山の上方を中心に山全体を覆い始めている葛の蔓を取り除いた。一般公開日までには壊れたり、失われてしまった山野草の名札の補修、再設置なども行う。

 すでに町内掲示などがされているが、一般公開(23日(木)~26日(日))の開場時間は10:00―15:00。24日(金)と26日(日)には、11:00からはヤマユリ・山野草の説明会がある。車で来られる方は東門から入場してください(駐車は10台)。   (MH)

一色小・友情の山

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清水公園(百合2)の百合、今年もすごいよ

 二宮町百合が丘の清水公園の百合です。今年もきれいに咲いています。7/3撮影
この百合は百合が丘・一色生涯学習推進会が植えたもので、他の種類の白い百合などもあったようですが、この黄色い百合だけが雑草に負けず残っています。
団地中央のわくわく広場からすぐの公園です。 今週いっぱいはまだ咲いています。 (TO)

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吾妻山で準絶滅危惧種・タシロラン

 「吾妻山で森の妖精、見つけたよ」――。友達からそんな連絡があり、急いで行って来ました。3日ほど前のことです。めったにお目にかかることのできない野草で、環境庁から準絶滅危惧種に指定されています。実は昨年も吾妻山で2株見つかりましたが、今回はそことは違う場所でした。

 タシロランの名前は、1906年に長崎で発見した田代善太郎さんの名にちなんでつけらました。常緑樹林下のやや湿った所に育ち、高さは25~50㎝ほど。落葉の養分をもとに根に菌類を共生させ、菌類を媒介にして養分を得ます。葉緑素を持たないため花は白色。

 このランは熱帯アジア、西アフリカ、オーストラリア、ニユーカレドニアに広く分布しています。以前は大磯、真鶴などでも観察できました。吾妻山の後、真鶴にも観察に出かけたところ、真鶴ではまとまって見られ、とてもラッキーな一日になりました。 (AY)

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久杉公園に自家栽培の花苗――百合2公園愛護会

 百合が丘2丁目公園愛護会(岸野修会長)は、会メンバーがそれぞれの自宅で育てた花苗を久杉公園に定植した。花苗はマリーゴールドなどで、月1回の定期作業の中で行った。今年は二宮町からの花苗の配布が見送りになっただけに、近隣住民に喜ばれている。

 久杉公園は百合が丘地区にある3つの都市公園の中でも人気が高く、利用者も多い。住宅街の真ん中にやや広いスペースを確保し、砂場、ブランコ、ジャングルジム、すべり台などが揃う。学校から帰った子供たちがよく遊んでいる。

  同愛護会は長い間、毎月1回、午前中いっぱいかけて清掃や植栽管理を行ってきた。会員は自宅で育てたポット苗を花壇に植えて、水やりなどを行っている。同会の自慢は、見栄えのする百合を手間暇かけて管理していることで、7月初めには毎年数種類の希少種が豪華に花開く。今年も順調に育っており、そろそろ咲きそろう時期だ。    (MH)

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